引越しの際に頭を悩ませるタネのひとつに荷造りがあります。
何から詰めればいいの?
梱包方法はどうするの?
そんな疑問についてまとめていきたいと思います。
【はじめに準備するもの】
1.荷物の分別
2.上手な梱包方法
【はじめに準備するもの】
段ボール箱
新聞紙(あればプチプチなどの緩衝材)
ガムテープ
ハサミ(段ボールも切れるくらいの大きいものが良い)
カッター
ビニール袋(キッチン用の小さいものでかまいません)
マジックペン(マッキーなど)
荷造りしたら箱に何を入れたか書いておきましょう。
1.荷物の分別
1-1.すぐ使わないもの
・季節外れの家電、服
・CD・DVD、本
・大きな食器
・間接照明など小さいインテリア
・思い出の品
これらは引越しを決めた時期からまとめ始めましょう。すぐに荷造りを開始してもかまいません。
上記以外でも、いつか使うと取っておいたものは意外とあると思います。収納や押し入れに入れっぱなしの状態なのであれば、引越しの際に処分を検討してみるのも良いでしょう。
1-2.新居ですぐ使うもの
・普段着ている服、3,4日分
・最低限の食器を1セット(お箸、コップ、皿)
・タオル(2、3枚)
これらは別の箱で荷造りしておくと、新居で一つ荷物を開けただけで生活が始められます。
引越しは何かと疲れるものです。初日から荷ほどきを始めると大変です。
まずは新しい場所での生活をスタートさせ、生活リズムをつくりましょう。
はじめのうちは新居の周りで食事を済ませ、近所の様子をみるのも良いでしょう。
1-3.自分で運べるものとそうでないもの
・冷蔵庫
・洗濯機
・ソファー
・ベッド
・大型の棚、机
上記のような大きな家具・家電は引越し業者に運搬を頼み、最初に設置してしまいましょう。
後から動かすのは一苦労です。
自分が一人で運べる物の重さの目安は
大人の男性で20キロ、女性は15キロです。
あくまで目安ですが、慣れない人がこれ以上の重さの物を運ぶと腰を痛める恐れがあるので引越し業者に頼むか二人以上で運ぶようにしましょう。
2.上手な梱包方法
2-1.重いものから詰めていく
段ボールに入れる際に軽いものを下に入れると壊れてしまう心配があります。
重いものを下に、軽いものは上に入れるのが基本です。
2-2.形の均一な物(CD、本など)
CDや本は大きさが均一になっているものが多いです。
きっちりと並べて隙間なく入れると輸送の際の破損の心配が減ります。
雑誌などは背表紙と見開く方を交互に並べると平らになり安定します。
2-3.小物
爪切り、耳かきなど、使用頻度の多いもの
インテリア、アクセサリー、使用頻度の少ないもの
などで簡単なカテゴリーに分類します。
同じカテゴリーに分け、ビニール袋に入れてまとめます。
余裕があれば段ボールを使って簡単な仕切りを作っておくとカテゴリーがバラバラにならないで済みます。しかし、小物類は新居でどうしてもすぐに必要になるものは少ないと思います。必要なものと引越しがひと段落してから荷ほどきはするものと別に梱包しましょう。
2-4.壊れやすいもの
皿、瓶、その他にも壊れやすい・割れやすいものは新聞紙で包み、お互いがぶつかっても衝撃が少なくなるようにタオルなどを詰めておくとよいでしょう。
コツとしては大きさや形の似ているものを並べて隙間がなくなるように詰めることです。
2-5.包丁
段ボールをちょうどよい大きさに切り、刃の部分に覆いかぶせます。テープで固定します。
イメージとしては鞘を作る感じです。
荷ほどきの際に刃物がどの箱に入っているかわからなくなると危険です。
キッチンで使うものとして食器類と同じ段ボールに入れとくと見失う心配が減りますね。
2-6.貴重品
基本的には段ボールに入れない方が良いでしょう。
輸送中に紛失してしう可能性があるからです。
ご自身で運ぶことをお勧めします。